東京都中央区のマンションの解説

■東京・中央区のマンション
 2015年、東京・中央区で販売された新築マンションは2312戸。このマンション供給数は昨年、東京23区中でもっとも多かった。都心志向のマンション需要が根強いことの証明といえる。同区で昨年販売した新築マンション相場価格は6130万円〜7730万円だった。中古物件マンションの人気も非常に高く、中古のマンション相場価格は6030万円~8160万円、高値で安定している。
 2000年代になって月島などの同区臨海部で超高層タワー型マンション建設が進み、同区内に建設される2020年開催の東京オリンピック選手村は、終了後に住宅に転用される予定だ。

 中央区はその名のとおり東京23区のほぼ中央に位置し、両国橋下流の隅田川右岸に沿って帯状に広がったエリアだ。大部分が江戸時代以降の埋め立てによって生まれた土地で、標高1~3メートルと区内全域で傾斜はなく平坦。

 中央区、千代田区と並び都心3区を形成する。中央区は23区で2番目に面積が小さな自治体(最も小さいのは台東区)だ。同区の北端は竜閑川跡、西端は外堀跡および日本橋川、南端は汐留川跡だ。東端は江東区と接する隅田川が流れている。その隅田川は下流でふたつに分かれ、中州には中央区・佃や月島、勝どき、豊海町、晴海がある。同区南東部で東京湾に接する。

 定住人口は1990年代に6万人台まで減少したが、2013年に1967年以来の13万人突破を果たした。2016年9月現在、同区発表の人口は14万7889人で、外国人は5967人だ。この定住者人口は、23区のなかで千代田区に次いで少ない。世帯数8万4649所帯。

 ただし、中央区は佃や月島、人形町や浜町のような下町情緒にあふれたエリアや、日本橋や銀座といった日本を代表する大商業地区や、エネルギッシュに日本経済を牽引する八重洲のようなビジネス街など、実に多彩な街で構成されており、同区外からの通勤・通学者の流入で昼間人口は60万人以上に膨れあがる。

 充実した交通インフラネットワークも同区の特徴だ。東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線、半蔵門線、有楽町線、東西線、都営大江戸線、浅草線、新宿線、と9本の地下鉄が走り、同区内に29の地下鉄駅が存在する。

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