千葉県柏市のマンションの解説

■千葉県・柏市のマンション
 2015年、千葉県・柏市で販売された新築マンションは1020戸。これは東京23区を除く首都圏の自治体でもっとも戸数が多い。同市で昨年販売した新築マンション相場価格は3010万円〜4020万円だった。同市内の中古マンション相場価格は1610万円~2620万円。

 2016年10月現在、千葉県・柏市の人口は、同市の発表によると41万7579人。総世帯数は17万9111世帯。人口は県内で5番目の自治体だ。30歳代人口の割合が高く、1-2人世帯が5割以上を占める。それでも千葉県上位4都市と比べると、3人以上の世帯割合が比較的多いのが特徴だ。柏市は、千葉県内都市のなかでは、比較的ファミリー世帯が多い地域であるといえる。

 同市地勢は、利根川を境に北は茨城県と接し、東は手賀沼を境界として我孫子市に接する。北端の利根川沿いの地域や、東端の手賀沼に近い地域は低地となっている。海抜が最も低い地点は手賀沼周辺低地で約5m、最も高い地点は市南端(台地部)で約32mである。

 1954年(昭和29年)に東葛市として誕生し、同年「柏市」に改称した。
 大正時代、北総鉄道(現在の東武野田線)開通により柏駅はターミナル駅となり、その駅を中心に周辺が市街地として発展した。1960年代より東京のベッドタウンとして成長し、1970年(昭和45年)、柏の街を一変させる大規模な再開発「柏駅東口市街地再開発事業」がスタートした。クルマと歩行者を完全分離する日本初のペデストリアンデッキ建設は、全国の自治体から注目を集めた。そのおかげで1970年代から柏駅周辺に百貨店や大規模ショッピングセンターなどの商業施設が次々にオープンした。

 2005年(平成17年)の首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの開通で、市北部の「柏の葉地域」において東京大学、千葉大学のほか産学協働施設を中心とした文教地区が形成された。それを契機に郊外型ショッピングモールやマンション開発も活発化。柏の葉地域の活性化が大きく進んだ。

 つくばエクスプレスが開通した2005年に沼南町と協議していた合併が成立、同町を柏市に編入。この結果、人口は約38万人(当時)、面積は約115 平方キロメートルに拡大、中核市に移行するための面積要件を満たし、2008年(平成20年)に中核市移行を果たした。
 
 柏市広報によれば、2011年から千葉県北西部に位置する柏市、松戸市、野田市、流山市、我孫子市、鎌ケ谷市の6市で構成する「東葛広域行政連絡協議会」において、広域行政推進事業のひとつとして、協議会内に「政令指定都市問題研究会」を設置し、政令指定都市に関する研究を実施。柏市、松戸市との2市でも「政令指定都市研究会」を設立し、政令指定都市移行による効果や影響、意義などについて、より具体的な検証を行っているという。

 同市の中心となる柏駅にはJR常磐線、東武野田線(東武アーバンパークライン)が乗り入れ、JR上野駅からJR常磐線でJR柏駅アクセスできる。また、東武野田線は東武船橋駅からのアクセスが便利。東京メトロ千代田線も早くから常磐線直通運転を行ない柏駅に乗り入れている。また、秋葉原駅から出るつくばエクスプレスで、柏たなか駅にアクセスできる。

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