埼玉県三郷市のマンションの解説

依然としてマンション供給戸数が多く、若く活気溢れる街
 埼玉県三郷市は同県の東南端に位置し、東京都心から最も近い地点は15km、最も遠い地点で24kmにあり、東西5.6km、南北9.5km、同市総面積は30.22平方キロメートルとなる。地域の地形は低平にて殆ど高低差がなく、北から南に向かってわずかに低くなっている。

埼玉県・三郷市のマンション
 2016年、埼玉県三郷市で販売された新築マンションは719戸。同市で昨年販売した新築マンションの相場価格は3160万円〜4025万円だ。この同市内におけるマンション供給分譲戸数は、県内の政令指定都市であるさいたま市を除くと、川口市に次ぐ規模となっている。なお、同市内の中古マンション相場価格は1546万円〜3409万円だった。

比較的若い県「埼玉」にあって若い街「みさと」
 2017年11月現在、埼玉県三郷市の人口は、同市の発表によると13万9998人。総世帯数は6万2192世帯である。
 年齢3区分別人口構成を他の都道府県と比較した場合、埼玉県は東京都、神奈川県に続き、生産年齢人口割合(15~64歳)が高く、高齢者人口割合(65歳以上)は 43番目で県の人口構成は比較的若い。三郷市は、埼玉県の市町村高齢者人口割合(65歳以上)の順位においても 64市町村中 50位と、埼玉県のなかでも若い市といえる。
 しかし、年齢別の人口構成割合の推移をみてみると、年少人口割合(15歳未満))が減少傾向にあり、対して、高齢者人口割合は増加しており、急速に進展する高齢化が三郷市の特徴だ。

 同市の地質は関東平野の江戸川と中川(古利根川)に沿った沖積平野に属し、江戸川対岸の東部は下総台地だ。ただし三郷市の沖積層は、台地を河川が浸食し、奥東京湾を運搬堆積物で埋めながら形成された地層で、上層部は一般に軟弱地盤、深度30〜50mぐらいまでが沖積層となっている。

高度成長期に東京都に隣接する同市南部の宅地化が進行
 1889年(明治22年)、町村制公布により51村が合併し、彦成村、早稲田村、戸ヶ崎村、八木郷村の4カ村となる。1943年(昭和18年)、戸ヶ崎村、八木郷村が合併し東和村となる。1956年(昭和31年)に東和、彦成、早稲田の3カ村が合併し三郷村が誕生した。1964年(昭和39年)、町制施行で三郷町に。1972年(昭和47年)、市制施行し三郷市が誕生した。

つくばエクスプレス開業で市域東部が急速に発展
 高度成長期には、東京都に隣接する同市南部の宅地化が進み、市北部のJR武蔵野線沿線付近には、区画整理された大規模団地が建設された。2005年、つくばエクスプレスの開業後は市東部も急速に発展している。

 三郷市は市制施行以来、JR武蔵野線、つくばエクスプレスの開通をはじめ、常磐自動車道、首都高速6号線、東京外環自動車道の高速道路網の整備、三郷インターA地区や三郷インター南部地区、三郷中央地区の土地区画整理の完了、新三郷ららシティの街開きなどにより、首都圏近郊の住宅都市へ変貌を遂げた。
 また、2017年度、東京外環道が三郷南インターから千葉県市川市の高谷ジャンクションまで延伸されるなど、高速道路網の要衝となる。

三郷市は2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックにおいて、以前から交流のあったギリシャ共和国のホストタウンとして登録された。現在、三郷インターチェンジ隣接地に400m公認トラックを持つ陸上競技場の整備が進められ、事前キャンプの誘致を進めている。
 現在、三郷市には若い世代の転入が多く、毎月約100人の新生児出生による人口の増加が続いている。同時に、多くの企業進出が盛んだ。
 そして、2017年(平成29年)、三郷市制施行45周年を迎えた。

 三郷市では2015年(平成27年)に、三郷市民が同市のイメージどのように見ているのかを把握する目的で、埼玉県ふるさと創造資金を活用し、市内・市外調査による「三郷市都市イメージに関するアンケート調査」を行なった。
 その結果、三郷市の望ましい将来イメージの上位5位について、男女ともに全体と同じ順位だったのが、4位の「教育・子育てのまち」で、女性は51.2%、男性は44.3%だった。
 年代別で概観すると、40歳代以下の年代で1位が「快適に生活できる便利なまち」だったのに対し、60 歳代以上の世代は「医療・福祉が充実しているまち」と回答している。また、20歳代で2位に「教育・子育てのまち」が挙がり、19 歳以下と20歳代で5位に「おしゃれな店やこだわりの飲食店が並ぶまち」が入っている。

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