埼玉県深谷市のマンションの解説

近代日本の礎を築いた渋沢栄一・生誕の地は、農工業がバランスした街
 埼玉県深谷市は、埼玉県北西部に位置し東京都心から70km圏にあり、東は熊谷市に、南は嵐山町、寄居町に、西は美里町、本庄市に、北は群馬県の伊勢崎市、太田市に接している。
 また、北部は利根川水系の低地で、南部は秩父山地から流れ出た荒川が扇状台地を形成する平坦な地形である。

埼玉県・深谷市のマンション
 2016年、埼玉県深谷市で販売された新築マンションは無かった。同市内の中古マンション相場価格1630万円〜1736万円だった。
 2016年4月現在、埼玉県深谷市の人口は、同市の発表によると14万4425人。そのうち外国人は2623人だ。総世帯数は5万8259世帯だった。

 深谷市は、2006年(平成18年)1月、旧・深谷市、岡部町、川本町、花園町が合併して新「深谷市」となった自治体。総面積は、138.37平方キロメートルであり、そのうち農地が47.5パーセント%と地域の約半分を占めている。
 第一国立銀行の創設などに携わった近代日本経済の基礎を築いた渋沢栄一の生誕の地である。

県内随一の生産量を誇る都市近郊農業都市「ふかや」
 2015年(平成27年)の農林業センサスによると、深谷市の農家総数は 4186戸、そのうち販売農家は2551戸であり、全体の60.9%を占める。農業専業就業者は4873人だ。
 また、2016年(平成28)年度の「食料・農業・農村白書」によると、深谷市は2015年(平成27年)市町村別農業産出額(推計)で349億3000万円を誇っており、これは県内1位、全国でも20位の生産規模を誇る。内訳をみると、深谷ネギをはじめ、ブロッコリーやトウモロコシ、キュウリなどの野菜が207億円で最も産出額が多く、次いで鶏卵が30億1000万円、チューリップなどの花き園芸品が29億5000万円となる。
 農産物のなかで深谷といえば全国的に有名なのが「深谷ネギ」だ。その収穫量は全国1位。深谷ネギは通年収穫されるが、なかでも、晩秋から冬にかけて出荷される「秋冬ネギ」の糖度は高く、とろけるような食感が特徴だ。
 近年、農家総数・農業就業人口はともに漸減傾向にあるが、生産額は成長しつづける、野菜を中心に栽培する都市近郊農業都市だ。

日本初の西洋レンガ工場の街は、工業生産力も大きい
 一方で、2014年(平成26年)の工業統計によると、深谷市の工業事業所数は265カ所、従業者数は1万3392人であり、年間製造品出荷額等は4541億7312万円となっている。事業所数および年間製造品出荷額等の推移をみると、事業所数はゆるやかな減少傾向にあるなか、年間製造品出荷額は年々増加していた。2010年(平成22年)に、一度減少に転じたが、2014年(平成26年)から、やや増加傾向にある。

 深谷には1887年(明治20年)操業を開始した日本煉瓦製造株式会社というレンガ工場があった、日本初の西洋式レンガ工場が建設された街である。日本で最初の機械式レンガ工場で、渋沢栄一らにより設立され、東京駅の外壁に使われたことでも有名な製品。明治から大正にかけて、多くの近代建築がこの会社のレンガを使い建設された。深谷駅舎はこのレンガでつくられている。

 1997年(平成9年)5月29日、日本煉瓦製造株式会社の旧煉瓦製造施設が、日本の近代化の礎をなした重要な遺産として、国の重要文化財に指定された。いわゆる日本の「近代化遺産」のひとつである。
 深谷市では、「渋沢栄一の顕彰とレンガを活かしたまちづくり」事業を推進しており、市の条例に定められた規格のレンガ調建築物を新築した施主に、奨励金を交付している。

 交通利便性は高い。関越自動車道、国道17号線・同深谷バイパス・上武国道、国道140号線・同バイパス、国道254号線などがあり、広域間の基幹的役割を果たす幹線道路として機能する。また、地域の玄関口として関越自動車道花園インターチェンジが設置されているほか、嵐山小川、本庄児玉のインターチェンジに近接する。

 鉄道網においては、JR高崎線、秩父鉄道の2路線の駅がある。また、上越新幹線およびJR八高線が通過し、上越新幹線本庄早稲田駅にも近接していることから、東京都心、上信越地方、秩父地域の各方面への交通の要衝でもある。


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