埼玉県さいたま市南区のマンションの解説

■さいたま市・南区のマンション
 2015年、さいたま市南区で販売された新築マンションは680戸。これは自治区として同市内最大の販売戸数だ。同区で昨年販売した新築マンション相場価格は、4700万円〜4790万円だった。同区内の中古マンション相場価格は3200万円~3560万円である。
 2016年11月現在、さいたま市南区の人口は、同市の発表によると18万3107人。総世帯数は8万2553世帯だ。同区の人口はさいたま市で最大である。

 南区の面積は13.82平方キロメートルで、さいたま市10区のなかで小さい方から4番目の面積だ。そのため人口密度は13249.4人/平方キロメートルと浦和区に次いで高い。

 1889年(明治22年)の町村制施行に伴い、それまで数多くに分かれていた村が合併して、南区の区域では谷田村、六辻村、美谷本村などが誕生した。
 1923年(大正12年)の関東大震災などの影響で、同区のエリア、埼玉県南部地域で人口が急増する。南区の区域は、合併・編入(旧浦和市)後も市街地化が進行し、1961年(昭和36年)には南浦和駅が開業した。また、JR武蔵野線とJR埼京線の開通で武蔵浦和駅が交通の要衝となった。

 さいたま市は、2001年(平成13年)5月に旧浦和市・大宮市・与野市の3市合併により誕生し、2003年(平成15年)4月1日、人口約120万人の全国で13番目の政令指定都市へ移行した。同時に、南区がさいたま市10区のひとつとして誕生した。南区は、旧浦和市域に属する自治区である。

 南区は同市の最南端に位置し、市内で東京に最も近いため、東京都内への鉄道による通勤・通学に非常に便利なエリアだ。なかでも南北にJR埼京線、東西にJR武蔵野線が交差し交通利便性の高い、同市の副都心とされる武蔵浦和駅周辺では、都市型住宅の供給や商業・業務施設の集積を目指し、大規模開発が進められている。武蔵浦和駅周辺では、すでに高層タワーマンションが相当数建っているが、東京都に通勤するビジネスマンにとって至便であるため、今後もマンション建設が進むとみられる。
 また、武蔵浦和駅周辺地区の南側と新大宮バイパス沿いは、都市計画法上の準工業地域に指定されており、工場や大規模物流拠点が立地する。

 逆に、こうした都市化にともない緑地の現象が顕著だ。このため同区東部に残る屋敷林や寺社仏閣に残った緑地、別所沼や白幡沼、彩湖などの水辺保護などが今後の課題とされる。

さいたま市南区のマンションをもっと見る

連載コラム

特集

もっと見る